インドで大洪水、被災者数十万人に

2006/08/12 更新: 2006/08/12

【大紀元日本8月12日】インド西部および中南部地区は、連日の暴雨による大洪水に見舞われて、すでに死者数千人が出て、数十万人が家を失い、大量の田畑は水浸しになり、大勢の家畜が死亡する大災害となった。情報筋によると、ダイヤモンド研磨で有名なインド西部グジャラート州のスラト市および中南部のアンドラ・プラデーシュ州の幾つかの地区の災害がもっとも深刻であるという。これらの地区の大部分が洪水に覆われ、アンドラ・プラデーシュ州のみで、経済損失は110億ルピー(約286億円)に上るという。政府当局はすでに、軍隊およびヘリコプターを派遣し、救援活動を行っている

8月9日、アーメダバード市から250キロメートを離れた町。2人の婦女が腰まで達する洪水の中を歩く(Strdel/AFP/Getty Images)

8月9日、インド西部のグジャラート州。アーメダバード市およびムンバイ市の間の鉄道も洪水に覆われて、交通が麻痺状態になった(Strdel/AFP/Getty Images)

8月9日、インド国民会議派(コングレス党)党首サニア・ガンジー氏(中)および南インド・アンドラ州長ラハシェカ・レディ氏(右)は被災者たちを見舞う(Strdel/AFP/Getty Images)

8月8日、アーメダバード市。救出を乗せた救命ボードは、救出活動を続ける。洪水は建物の2階に届くほど増水している(Strdel/AFP/Getty Images)

8月8日、ムンバイから315キロメートルを離れた町。トラックが走っている道路の周りは洪水に覆われ、海のようになっている。被災者たちは食物および飲み水の救援物資の供給が急務である(Strdel/AFP/Getty Images)

8月8日、インド西部のグジャラート州。洪水の高さは男性の大人と同じくらいになっている。一部の住民たちは水の中で救援を待っている(Strdel/AFP/Getty Images)

8月10日、インド・スラト市。被災者は船で行動する。当局はインド西部のグジャラート州、マハーラーシュトラ州、アンドラ・プラデーシュ州の被害がもっとも深刻と発表(Strdel/AFP/Getty Images)

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