湖北省:公安が大学生に重傷を負わせ、騒乱が発生

2006/09/30 更新: 2006/09/30

【大紀元日本9月30日】中国人権民運情報センターによると、湖北省国土資源職業学院の学生・王新さんは21日、湖北省荊州西区派出所の公安に殴打されて重傷を負い、この事件を契機として当学院の学生500人と公安との間で衝突が発生した。

同センターの報道によると、21日夜、同学院の学生らが学院の近くにある麻雀館で麻雀をしていたところ、西区派出所の公安数名が不法賭博の疑いで逮捕しようと押し入った。その際、現場にいた王新さんは警棒で強く殴打され、頭部から大量に出血し、病院に運ばれたが意識不明の重体となった。

その後、王新さんが既に死亡しているとの情報が伝えられたために、当学院の学生による騒乱が発生し、校門附近で、学生500人と公安20人とが衝突した。パトカー2台が破壊され、騒乱は22日の早朝に学生が解散するまで続いた。

情報センターによると、学院はこの事件の発生を認めており、王新さんは、荊州腫瘍病院において手当てを受けているという。また、西区派出所も当事件の発生を認めているが、暴行した公安に対する処分については明らかにしなかったという。

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