香港:亡命中国高官、滞在期間の延長申請

2006/11/03 更新: 2006/11/03

【大紀元日本11月3日】亡命した中国山西省行政府高官・賈甲氏を受け入れる国が現れたため、同氏は11月1日、関連手続きのため香港滞在延長を香港特別行政区移民局に申請した。移民局は同案件が敏感であるため、十分な審査時間が必要と回答。また、前日の10月31日には、欧州議会スコット副議長が移民局に書簡を送り、賈氏の香港滞在期間の延長を許可するよう要請した。

香港特別行政区政府:「本案件は敏感」

香港現地時間11月1日午前、賈甲氏が香港移民局の入国管理部に訪れ、滞在延長を申請した。移民局は同氏の申請を受けた後、館内放送での知らせを待つよう告げた。理由については、本案は非常に敏感であるため、長時間の審査が必要だという。同日午後四時頃、関連部門の職員がパスポートと予約票を賈甲氏に渡し、更なる審査時間が必要なため、結果は翌日午後3時になると説明した。

欧州議会の副議長、賈甲氏の香港での滞在期間の延長を要請

欧州議会のスコット(Edward McMillan-Scott)副議長は10月31日、香港移民局に書簡を送り、賈甲氏の滞在期間の延長申請を許可するよう要求した。

スコット副議長は、「賈甲氏が中国を捨てる原因は、中国共産党と決別したいからである。同氏はすべての中国高官に対し、中国共産党から離脱し、この党から離れ、中国で民主と自由を実現させることを呼びかけている。同氏は自由に彼と彼の同僚が中国で体験した恐怖、私自身も最近、この恐怖を身を持って体験できた」と述べ、賈氏が中国に強制送還されれば、迫害を受けるのは確実なことであると指摘し、「同氏は条件を満たしている難民申請者であり、私が香港政府に対し彼の滞在期間延長を要請すれば、彼の難民申請は通常な手続きで処理できる」と説明した。

香港立法会議員・何俊仁氏、香港政府は人権を尊重すべき

香港政府が賈甲氏の案件に特別対応していることについて、何俊仁氏は、「賈氏の政治庇護の要請要請を受け入れる国が現れている中、香港政府は、今、賈甲氏の延長申請中に彼を強制送還してはならない、彼に時間を与えるべきだ」と述べ、「そうしなければ、政治庇護を求める人の権利を損害したことになる。特に欧州議会のスコット副議長が移民局に書簡を提出、支援を要請している。このような大物政治家が賈甲氏を積極的に救援している中、なおさら賈甲氏の申請権利を尊重しなくてはならない。さもなければ、香港の国際社会におけるイメージが損なわれる」と発言した。

(記者・呉雪児)
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