【大紀元日本12月27日】パリに本拠を置く「国境なき記者団」は12月25日、第1回「アジア民主人権賞」(主催・台湾民主基金会)の受賞が決まった。長期にわたり中国における民主および自由の促進にこれまでに尽力してきたことが評価され、20以上の候補者、団体から選ばれた。
同基金会の林文程・執行委員長は、「国境なき記者団は、中国大陸で民主を推進する人権活動家たちの逮捕、拘禁、迫害に強い関心を寄せており、彼たちの救出に尽力すると同時に、国際社会の関心を引き寄せるために、随時に状況変化を報道していることから、非常に大きい効果を生み出している」と述べ、国境なき記者団が中国国内で起きている種々の人権侵害事実について積極的に報道したことによって、国際社会および中国国内に対する影響を及ぼしたことに高く評価した。
2003年ノーベル平和賞受賞者でイランの弁護士、人権活動家のシーリーン・エバーディー(Shirin Ebadi)氏、国境なき医師団の発起人のバーナード・クシュナー(Bernard Kouchner)さんおよび中国六四天網ネット責任者の黄チーさんらが国境なき記者団を推薦した。
林・執行委員長は、アジア地区の民主または人権を提唱し、卓越な貢献をした個人または団体であれば、国際的信用を取得している2人または団体の書類推薦があれば、「アジア民主人権賞」の候補になることができると説明した。
情報筋によると、授賞式は、2007年1月25点xun_スいは26日に予定され、陳水扁台湾総統が自ら授賞を行うという。