タイの首都バンコクで12月31日から1月1日未明にかけて合計8カ所で爆発が起き、3人が死亡、外国人9人を含む38人が負傷した。
ある警察当局者によると、一連の爆発を受け、バンコク周辺に6000の検問所が設置された。
同当局者はイスラム過激派の犯行との見方を否定。タクシン前首相の支持勢力を指摘する声も当局者の間にはない。また、犯行声明は発表されておらず、アルカイダなど外国人テロ組織の犯行を示す証拠も見つかっていない。
オーストラリアは「テロリストが、外国人がよく訪れる場所など複数を標的に攻撃を計画している可能性があるとの報告を引き続き受けている」と警告した。[バンコク 1日 ロイター]