全世界華人新年祝賀祭:感涙の歌声、中国で起きている真実を伝える=ワシントン公演

2007/02/06 更新: 2007/02/06

【大紀元日本2月6日】全世界華人新年祝賀祭(新唐人テレビ制作)のワシントン公演では、コントラルト(女性アルト)歌手・楊建生氏が「天安門広場よ、教えておくれ」を熱唱し、多くの聴衆を感涙させた。歌い終わると、聴衆は拍手喝采で楊氏の歌声を絶賛した。

感涙の歌声で聴衆を魅了した楊建生氏(大紀元)

楊氏は、中国中央音楽学院とハンブルグ大学音楽舞台芸術学部を卒業後、イタリアの著名なオペラ・マスターらに師事。中国では、中央フィルハーモニックの前メンバーとして、各賞に輝いた。

「天安門広場よ、教えておくれ」は楊さんが作曲した。芸術家の責務は人々の良心を呼び覚ましたり、美しいものをめでたりするだけでなく、世の中に潜む邪悪を明らかにするものであり、その使命を果たすために、この歌を選んだという。「信仰の自由が奪われていれば、すべてのことは無意味です。この自由を守るべきではないでしょうか。この歌で人々に中国で起きている本当の事を伝えようと思いました」。

楊氏が法輪功を修煉し始めたのは1999年、法輪功への過酷な迫害が始まる少し前だった。法輪功修煉者が毎日、天安門広場へ行き、当局から迫害を受けている法輪功の正しさを人々に伝え、そこで逮捕され、中には二度と帰ってこなかった人々がいるということを、インターネットで知っていた。

楊氏は「この歌は、法輪功の正しさ、『真・善・忍』の原則、善い人になろうと努力している人々であるにもかかわらず、その善良なることを求める権利さえも剥奪された人々がいること、それらの真実を天安門広場で明らかにする法輪功修煉者たちのことを描いています」とこの歌の創作背景について述べた。

さらに「人間は生まれながらにして信仰の自由があります。信仰の自由は、生来の権利であり、中国政府から与えられるものではありません。私とほかの法輪功修煉者がしていることは、正しい事実を知らせることであり、中国で実際に起こっていることを人々に知ってもらうことなのです」と歌に込めた思いを語った。

《天安門広場よ、教えておくれ》

(歌詞)
天安門広場よ、教えておくれ。
どれだけの弟子が、法輪大法のために(真相を伝えに)来たのか。
天上の白雲よ、はっきりと見たであろう、
邪悪に直面しながらも、彼らは心優しかった。
善良な人々は、彼らのために涙を流し、
彼らのために正義の声は訴える:
ああ!
真相を伝えるために、あなたのために、あなたのために、
彼らは苦難に耐える。
天安門広場よ、教えておくれ。
どれだけの(真相を伝える)横断幕が、高く挙げられたのか。
そよ風よ、はっきりと聞こえたであろう、
法輪大法はすばらしい!
その言葉は、今だに空に響いている。
善良な人々は彼らのために涙を流し、
彼らのために正義の声は訴える:
ああ!
この貴い中国人のため、あなたのために、あなたのために、
彼らは二度と戻ってくることはなかった。
ああ!
法輪大法はすばらしい!
法輪大法はすばらしい!
彼らの声は、今だに空に響いている!

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