【大紀元日本3月26日】AP通信社の報道によると、米海軍の先端武器開発技術に協力した中国系米国人科学者の麦大志容疑者(66)は、軍事機密を中国へ漏洩した容疑で2年前に勾留され、3月27日に審判されることになった。報道によると、麦氏は1983年より中国当局のために働き、逮捕される2年前までの20数年間で、武器、原子炉および米国潜水艦における推進システムを含む100以上の軍事機密書類を盗み、中国当局へ渡したという。
報道によると、麦容疑者が有罪となれば、50年以上の有期懲役になる可能性が高いという。
一方、バージニア州を本拠とする独立シンクタンク国際評価および戦略センターの費謝爾副総裁は、これらの容疑が事実であれば、米海軍の優勢に挑み続ける中国は、極めて有益な重要な情報を得たであろうとコメントした。