【大紀元日本5月16日】チャイナ川柳は四字熟語川柳のことです。創作のルールはいたってシンプルです。四字熟語を対句にして作品を完成させます。
中国では易というルールが万物を化成して万華鏡の天変地異と、平々凡々な私たちの日常生活を創っています。この易の原理のエッセンスを、四川柳の創作に貫通させます。易のルールによれば、太極から「陰・陽」の両極が誕生し、陰・陽から四象(地・水・火・風)に別れ、易の八卦の現象世界がこの世に展開します。このプロセスをチャイナ川柳にそのまま重ねます。
漢字世界の大本=太極から対句「陰・陽」が誕生します。陰と陽を照らし合わせてチャイナ川柳の表現を捻るという妙味が、本来の中国世界のように宇宙論的になるなんて、素敵ではありませんか? 私はそう思ったのです。もうお分かりでしょう。四字熟語は「地・水・火・風」の四大のエレメントを内包しています。2×四字熟語=八卦となり、無限の漢字曼荼羅世界をチャイナ川柳創作のお手並みで、これから全開していきたいと思います。
一衣帯水・川柳万紅の希望を花開かせんとする、一字童心溢れる皆様の投稿を心待ちにしています。(投稿コーナー設置・6月の予定)。
十人十色
千柳万字
(一柳斎卍)