中国製有毒食品、冷凍魚から毒素

2007/05/30 更新: 2007/05/30

【大紀元日本5月30日】中国からの輸入品からまた有毒食品が発見された。AP通信によると、シカゴで24日、中国から輸入された冷凍魚を使って調理したスープを飲んだ2人が身体の不調を訴え、病院に運ばれたという。

これらの冷凍魚は検査を経て、去年の9月に米国の3つの州に販売された。箱には商品名カスザメ(Monkfish)と表記されていたが、魚には命にかかわる有毒なフグの毒素が含まれていた。これらの魚を輸入した会社はすでに250箱を販売していると話しており、現在米国食品及び薬物管理局の指示下、同類の商品280箱以上が回収されている。

今年に入って中国から米国、中央アメリカ地区に輸入された食品、医薬品、日用品には一連の有毒事件が発生しており、米国は中国に輸出商品に対する厳しい検査を要求している。

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