【大紀元日本6月6日】米国オークションサイト「イーベイ(e-bay」で4日、民主化を求める1989年6月4日の天安門広場デモを鎮圧した人民解放軍兵士の功労を記念する時計が出品された。いわゆる「大虐殺」に参与した兵士に与えられるものだが、出品を依頼した人物は、自らの行いを悔いているという。
開始価格は、天安門大虐殺事件18周年に因み、8,964.18米ドル(約109万円)。収益金の一部は、犠牲者の遺族会「天安門の母」に寄贈されるという。出品者はカナダ在住だが、当地の専門家すらこの時計を見たことがあるものはいないことから、超レアものであるという。 終了時間は、米国太平洋夏時間で6月10日午後9時。無料で海外発送もするが、安全のために、中国本土には送らないというブラックユーモアも随所に見られる。。
時計の写真のほか、天安門大虐殺事件に関する写真も掲載されていることから、実際に競り落とされることよりも話題作りが目的の出品のようだ。