チベット氷河後退、中国の水源を侵すと警告=グリーンピース

2007/06/12 更新: 2007/06/12

【大紀元日本6月12日】地球温暖化の影響で中国の自然環境も変化し始めている。環境保護組織グリーンピースは、チベット氷河が後退し、多くの水源を侵される恐れがあると警告している。

北京の「青年参考」によると、九寨溝により数百キロ離れている四川省康定県の山の谷にある氷河は気温上昇の影響を受けている。グリーンピースの報告によると、地球の温暖化はチベット高原の氷河の溶解を加速している。大量の氷河と雪水の蒸発は水量を縮減させ、河川は泥でふさがり流れが止まる危険がある。

中国政府の調査では、地球温暖化によりチベット高原の氷河は毎年7%を溶けている。チベット高原の総面積は260万平方キロメートル、中国の陸地総面積の4分の1を占め、平均海抜は4千メートルである。氷河の溶解は黄河の水源に影響を与えている。2035年にチベット高原と周辺地区の氷河の80%は消えると予測されている。

環境保護組織グリーンピースは去年と今年、聖母峰に対して調査を行った。研究者の話によると、氷河の溶解は現地に沢山の水をもたらした訳ではない。グリーンピースが撮影した映像の中で、長年聖母峰で生活しているチベットのラマ僧は「今、冬と夏は同じように暖かく、気候の変化は歴然だ」と話している。

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