【大紀元日本7月3日】香港の「中国人権民主運動情報センター」の情報によると、中国重慶酉陽県で28日、学生が刺され死亡する事件が起きたが、公安当局の対応不備により大型暴動に発展した。県政府は包囲され、警察車両は壊された。
情報センターによると、6月28日酉陽県ある中学校の学生は他の学生を刺し倒し、学校側の対応が遅れたことによって学生が死亡した、その後死者の家族を囲まれ抗議したところ、公安は家族の3人を殴り、重傷を負わせた。
民衆は学校と公安の対応に怒り、約1万名の群衆は29日夜県政府を包囲し、警察車1台と県政府事務所を破壊した。
警察は200人を動員し、群集を追い払ったが、10人が負傷、4人が逮捕された。
酉陽県は土家族と苗族の自治県である。
情報センターによると、中国は各種の社会問題を抱え、それが原因で大型の社会騒動が急激に上昇している。6月では、すでに11回の千人以上の騒動を報道していた。