【大紀元日本7月6日】北京のメディアによると、中国では昨年、小中学生約1万6千人と大学生3千人が、事故などの非正常な死に方をしたという。
報道では学生死亡事故の45%は安全意識の欠如から起き、18%は学校側の管理問題により発生しているという話だ。調査によれば各学校で発生した事故の中で80%は授業中に起きており、指導や管理の強化により事前に防げたものだった。
中国保険業監督管理委員会(保監会)副主席・周延礼氏はこのことについて論壇で公表、昨年中国の学生が傷害保険で支払った額は21億8,200万元、学校側が賠償金として支払ったのは1億元と話している。中国の18歳以下の未成年人口は約3億6700万人で、そのうち傷害事故を起こした人数は4千万人、病院で治療を受けた人数は1千万人で医療支出は42億6千万元だったという。
なお、報道では非正常な死亡の定義は説明されていない。