【大紀元日本7月7日】中国国家質量監督検査検疫総局(国家質検総局)の統計によると、中国国内市場に流通している各種商品について、その2割が不合格品であるとし、その内、もっとも多く占めているのは、やはり食品関係のものであるという。
英国BBCによると、国家質検総局の資料では、検査を受けた商品の種類は食品から化学肥料および農業用機械まで多種にわたり、結果として19・1%の商品は基準に達していないことが示された。中でも多くの食品に有毒物質または菌類が基準値を上回っていることが深刻な現状であるという。
報道によると、特に今年に入ってから、米国における有毒物質含有中国産原料使用のペットフードや米国に輸入禁止されている5種類の水産物および歯磨き粉事件などが相次いで発生していることから、中国食品の品質問題は国内外の消費者の強い関心が引き寄せられているという。
中国国内市場における不合格品食品はもっとも氾濫しており、特に缶詰、乾物および果汁飲料がそうである。中国政府の関係部門は措置を取り対処し、中国製品品質問題の改善を図ると明らかにした。