【大紀元日本7月13日】中国全国各地から北京に集まった直訴者たちは、長期にわたり当局に対して直訴した末、何の結果もなかったため、北京市内で大衆に向かい声を上げて訴えた。しかし、直訴者たちは次々と公安警察に強制連行され、地元へ強制送還された。
7月7日、300人以上の直訴者は「盧溝橋事件(中国では七七事変ともいう)」発生現場の蘆溝橋に向かうために、公共バス7台に分乗したが、その内の2台は公安に遮られた。他の5台のバスも現場に到着後、公安に拘束された。当日連行された直訴者たちは、当局により、地元に戻された。
8日、天安門広場の人民大会堂前で訴え続け、抗議した100人以上の直訴者たちも公安に逮捕された。
10日、50~60人の直訴者たちは、請願するために中央組織部門へ向かう途中に、公安に遮られ馬家楼へ連行された。のち、殆どの直訴者が地元へ強制的に戻された。
11日、200人以上の直訴者たちは、王府井東長安街から天安門広場へ向かう途中に、公安に遮
8日、天安門広場の人民大会堂前で訴え抗議をした100人以上の直訴者たちは公安に逮捕された
バス停で、国家信訪局の女性職員が直訴者たちをビデオにおさめている
公安のバスに拘束された直訴者たち
られた。写真は、一部の直訴者たちが天安門城門前に拘束された時のもの。
ビデオ1:「七七事変」の周年記念のために、蘆溝橋へ出かけようとする直訴者たちのバスを遮った。直訴者たちは、バスの中で「汚職官吏を打倒せよ、腐敗を打倒せよ」とシュプレヒコールした。
ビデオ2:7月8日、直訴者たちは天安門広場で連行された。
ビデオ3:7月10日、50~60人の直訴者たちは、請願するために中央組織部門へ向かう途中に、公安に遮られた。直訴者たちは「冤罪」、「腐敗を打倒」のスローガンを大声で叫んだ。
(記者・趙子法)