米議事堂で初の「九評シンポジウム」、脱党する中国民衆に敬意表する米議員

2007/07/23 更新: 2007/07/23

大紀元日本7月23日】大紀元時報はこのほど、米国国会議事堂で『九評共産党』シリーズのシンポジウム―「真実の中国を暴く」を開催した。三人の米国国会議員や専門家らが講演し、中でもシーラ・ジャクソン・リー(Sheila Jackson Lee)議員は特に中国共産党及びその関連組織から離脱表明した2300数万の中国民衆に敬意を表すと語った。

シンポジウム司会の英文大紀元編集のスティーブン・グレゴリ(Stephen Gregory)氏は、「大紀元は今日、初めて米国会の建物で『九評共産党』のシンポジウムを催した」と語った。『九評共産党』発表2年半以来、大紀元は世界各地で800数回の『九評共産党』・脱党シリーズのシンポジウムを催してきた。そのうち中国語のシンポジウムは600回、英文のシンポジウムは100回、その他の言語のシンポジウム100回。世界各国から4000数名の政治家、専門家、 学者、メディア関係者及び中共政権の被害者は、シンポジウムで中国の真実の姿を明らかにしてきた。

当日のシンポジウムには、民主、共和両党の議員三人、数カ国の政府役人、専門家、学者及びメディア関係者が『九評共産党』で触発された脱中共の運動、中共政権が全世界に与える弊害及び未来への行方について全面的かつ深く検討を行った。

ワシントンのシンクタンク、メディアの記者、外国のアメリカ駐在公使館の官吏及び国会の職員がシンポジウムを傍聴した。大紀元時報、新唐人テレビ局、希望の声ラジオ局、Youmakerウェブサイトは海外及び中国大陸の民衆にシンポジウムの全過程を生中継した。

台湾大学政治学部教授の明居正氏

台湾大学明居正教授、中国で脱党の大波が発生

台湾大学政治学部教授の明居正氏は、「特に目を引いたのは、去年10月から中共関連組織を脱退表明する人数は毎月百万を上回ること、現在までのところ脱退表明した中国民衆は2300数万人もおり、その中の60・5パーセントが党員であること。このような大規模な脱党は中国共産党の80年余りの歴史上でも初めてであり、この現象はたいへん注目に値する」と語った。

民主党議員シーラ・ジャクソン・リー(Sheila Jackson Lee)氏

リー民主党議員、2300万中国人が立ち上がったことに感謝

テキサス州籍の民主党議員シーラ・ジャクソン・リー(Sheila Jackson Lee)氏は、明居正教授の講演に賛同の意を表し、彼女は2300万中国人が立ち上がったことに感謝し、「私は中国共産党から脱退することを宣言する、 私は刑務所の中で苦しんで死んだ方の名義で脱退する。これらの犯罪が起こり続けることを見たくない……暗黒を追い払って、共産主義を追い払おう」と語った。また、「私は中国の友達で、中国人民の友達だから、友達の間はすべて本当の話を話せる。2300万人が立ち上がって中共からの離脱を宣言した、それは一つの運動であり、彼らに祝賀の意を表したい。私達の子孫の未来のため、偉大な中国のため、皆さんにこの運動に加わるよう、そしてともに邁進するよう呼びかけたい」と語った。

民主党衆議院議員のルーズ・ホルト(Rush Holt)氏

ホルト民主党議員、 真実の中国を知らなければならない

ニュージャージー州の民主党衆議院議員のルーズ・ホルト(Rush Holt)氏は,このシンポジウムがとても重要であり、今度の活動の主催に感謝し、「私は今日、講演者としてではなく、一人の学生としてきたのだ。専門家の皆さんの発言から多くのことを学んだ」と語った。また、「真実の中国を知らなければならない」「アメリカ国会にいるのだから、当然法輪功学習者の人権、チベット人の人権、及び他の中国人の人権への迫害行為に国際的な圧力を加えなければならない」と話した。

共和党衆議院議員のダナ・ローラバーカー(Dana Rohrabacher) 氏

ローラバーカー衆議院議員、迫害者と仲間になるべきではない

カリフォルニア州籍の共和党衆議院議員のダナ・ローラバーカー(Dana Rohrabacher) 氏は、中国共産党に監禁され、残酷に迫害され、甚だしくは臓器を摘出された勇敢な中国人に深い敬意を表し、「今度のシンポジウムは中国人民と米国人民をリンクし、米国人に真実の中国を理解してもらえた、米国人民は民主と自由を愛する中国人と連合すれば、強大な連盟を形成できる」と語った。さらに、「米国は国際舞台で中国共産党を尊重に値する仲間として対応するならば、中国共産党の罪悪を許すことになる。これは中国人の利益を犠牲にするだけでなく、米国人の子孫もこのために代価を払うことになる」、「私達は中国人民と協力するべきであり、それらの迫害者と仲間になるべきではない」と語った。

現場の観衆 (常磊・撮影大紀元)

台湾のアメリカ駐在副代表、大陸民衆が合法的権益を勝ちとる努力を

台湾の駐米国経済貿易代表処副代表の黄偉峰氏は、「中国大陸の民主を発展するには皆の努力が必要であり、普通の民衆が目覚めれば、自然には民主制度のいっそうの進歩を望むはずだ」と語った。大陸の民衆が目覚め、自らの権益に対して最後まで努力し、それで初めて未来中国の民主が望めると語った。

周世宇新唐人テレビ局副総裁、中国史上最大規模の中共を解体する運動が発生

新唐人テレビ局副総裁の周世宇氏は、「中国共産党は全人類に災難をもたらし、彼らが経済の浸透、文化の浸透を通して、中国人をコントロールするだけではなくて、民主社会の人民にも弊害をもたらした。中国共産党は経済利益の誘惑、統一戦線などの手段で米国の人民に自由の原則を放棄させた」「中国でいま発生している歴史上最大規模の中国共産党を解体する運動は、中国を最終的に穏やかに共産党のない社会へ移行する最良の方法である。中国共産党が情報を規制し、人民の思想をコントロールすることができなければ、生存することができない」と語った。

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