【大紀元日本7月24日】中国上海市内は、このところの猛暑で一日に7000人が熱中症にかかり、病院の救急診察室は満員の様相だ。
香港「太陽報」によると、上海の22日最高気温は摂氏35度にまで達し、7月の高温日数はここ5年同期で最高を更新した。当地では、救急診療を求める人が、一日に7000人にも達し、熱中症、のぼせ、熱射病のような症状を訴えている。
上海瑞金医院内科・救急診療室の王医師によると、気温の上昇に伴い、患者は「約倍になった」。22日は、午前7時から10時までで、外来患者は100人を越え、そのうち約半数は「暑気あたりの症状だ」。
この外、上海第九人民医院救急診療室によると、このところの外来患者数は一日平均500-600人、平時に比べて2-3割増しだ。そのうち半数は、暑気あたりだという。