【大紀元日本8月19日】中国福建省福州市の東南部近郊地区で8月16日午後4時ごろ、中国軍の戦闘機が民家に墜落した。パイロットは緊急脱出に成功したが、地上の住民2人が死亡したとの情報が寄せられている。墜落直後に、現地の武装警察が現場を封鎖し、現地政府は情報を厳密に封じているもよう。
現地の住民が大紀元に寄せた証言によると、墜落地点は臚厦村という村落、地上の2人が死亡し、うち、1人は児童。墜落時には、爆発音がなかった。いま、現地警察は村を封鎖している。戦闘機にはパイロット1人しか乗っておらず、緊急脱出に成功した。事故直後、大勢の武装した公安警察が現場に駆けつけ、半径数キロ範囲の区域を封鎖した。戦闘機の残骸はすぐに回収された。現地政府は村民に対し、外部に情報を漏らした者を厳罰に処すると通告したという
緊急脱出した直後のパイロット(ネット写真)
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本紙記者が現地の城門鎮の役所を電話取材したが、1人の職員が墜落事故の発生を認めたが、詳細について説明を避けた。その他の政府部門や、現地の派出所への電話取材では、関係者が事故の発生を完全否認している。
(記者・辛霏、李佳)