【大紀元日本8月31日】中国共産党からの離脱者が2500万人に達したため、8月26日午後仙台で支援集会が開かれた。主催者は日本脱党サービスセンター。「民主中国陣線」日本支部(中国での民主実現を求める活動家の組織)の関係者、全国各地の法輪功学習者、日本人支援者などが集会に参加した。
現時点までに、大紀元サイトで中国共産党離脱を宣言した中国人が2500万人に達した。
国外の中国語サイト「博訊ネット」の記者・光箭は集会で講演した。中国在住の彼の両親は日本を訪れたが、帰国時に、日本共産党の選挙チラシを国内に持ち込むのを恐れていた。光箭氏は、この実例を挙げ、中国共産党による独裁は、ヒトラーが率いるナチスと同然であると強調、以下のように述べた。
「独裁政権による世界平和への危害は、すでにナチス政権によって立証済み。国外の中国人と日本の国民は、残虐な中国独裁政権の解体に力を注ぐべき。一番良い手立ては、この独裁政権の嘘を暴かすこと。私達すべての人が、光を導く剣のように、中国共産党の虚言で構築された封鎖網を突き破り、13億人の中国人に明るい未来を見せ、真相を伝えることができれば、この邪悪な政権を根底から解体でき、世界平和に絶大な貢献を捧げられる」と力説した。
集会で発言する光箭さん(大紀元)
『民主中国陣線』日本支部の宣伝部部長、中国国家1級建築士・夏一凡氏は、「中国共産党からの離脱を宣言した2500万人の勇士と法輪功学習者の姿から、私は中華民族の真の精神情況を目にした。中国共産党による残酷な迫害を耐え続けてきた法輪功学習者は屈しなかった。私は彼らに敬意を表し、支持する意向を伝えたい。この人たちこそ、真の中国人である」と述べ、日本社会に対し、以下のように語りかけた。
「一国の人権侵害の影響はその国だけに留まらない。早急に制止しなければ、全人類に蔓延する恐れがある。自由・民主を愛する中国人と日本の友は連携して、正義の力を結集し、脱党運動や北京五輪のボイコット運動を支持し、中国共産党に対して人権迫害の停止及び政治の民主化などを迫るよう呼びかけたい」と語った。
集会で発言する夏一凡氏(大紀元)
また、大紀元の取材に夏一凡氏は、中国国内の脱党運動の意義について以下のように見解を述べた。「今回、我々はこの平和的方式で暴力政権と対抗している。これは中国人の前進である。中国の歴史において前例はなかった。中国共産党政権は、数千万人の党員によって成り立っているが、この土台が崩れるとすべてが終焉する。私は脱党運動に強い期待を抱いている。これからも発展し続けて欲しい」と話した。
そして日本脱党サービスセンターの関係者・紀江は、「脱党運動は、中国人の人間性を喚起し、良識を呼び戻す活動である。2500万人の勇士の脱党は、歴史に刻まれるはずだ」と発言した。
集会で発言する紀江氏(大紀元)