【大紀元日本9月30日】9月28日夜から29午前まで、北京「天網」ウェブサイトから数度にわたり、中国天網人権事務センターへ、10月1日の「国慶節」を前にして北京で再び大規模な直訴者に対する取締りが行われたとの発信があった。
北京天網サイトの第1回目の情報によると、9月28日夜9時から、北京市で特別警察、一般警察、保安、都市管理関係者など約300人が出動した。僑苑飯店、陶然橋、金泰緑洲酒店、陶然ビルなどの場所で、警察の車、救急車、都市管理関係の車、大型バス20~30台と合流し、同日夜10時頃から、1回目の強制連行が行われたという。その後、さらに3~4台のバスに直訴者を乗せ連行した上、直訴者たちの宿泊場所を破壊したという。
また、29日午前1時30分に、2回目の強制連行が開始され、今回は主に古い直訴者村を対象にし、約1000人が連行されたという。一方、各地当局関係者も今回の取り締まりに参与し、29日午前2時頃に終了した。
中国天網人権事務センターは、北京「10・1」を前に、直訴者取締りの最新動向を注意深く見守り続けると示している。
Youmakerビデオ:北京直訴者の家屋が強制的に取壊された
http://www.youmaker.com/
(翻訳/編集・余靜)