米国乳児死亡事故、中国製ベビーベッド再びリコール

2007/10/01 更新: 2007/10/01

【大紀元日本10月1日】米消費者製品安全委員会(CPSC)は9月27日、10ヶ月の男児が中国製乳児遊戯ベッドの紐に絡まれ窒息死した事件発生後、同製品を取り扱った乳児・児童用品販売会社は、12種類で合計42万5千個を超える乳児ベッドのリコールを行ったと発表した(写真はその内の1種類、同委員会サイトより)

*オムツ取替え台、紐が致命的

同委員会は、男児はコルクラフト・エンタープライズ社(Kolcraft Enterprises Inc.)が販売する「セサミ新生児遊戯ベッド」で、垂れてきたオムツ取替え台についている紐に絡まれて窒息死したと説明した。コルクラフト社はすでに12種類の紐付きオムツ取替え台がついている乳児遊戯ベッドを自主回収することに決定した。同社が回収するすべてのベッドは中国で製造されたものだ。

同委員会スポークスマンのデビス氏は、これらの乳児遊戯ベッドは窒息死させる危険性をもたらす設計的欠陥があると指摘した。一方、コルクラフト社は、乳児はオムツ取替え台および紐を付けている台をベッドに置いているときに、乳児を遊戯ベッドの中に置かないように警告・注意書きを表示していると強調した。

(記者・張沛元、翻訳/編集・余靜)
関連特集: