ビンラディン容疑者、アフガンから撤退すべきと欧州に警告

2007/11/30 更新: 2007/11/30

【大紀元日本11月30日】アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン容疑者は、欧州諸国に対し、米軍への協力をやめてアフガニスタンから撤退するよう警告した。中東の衛星テレビ局アルジャジーラが29日、同容疑者の肉声と思われる音声テープを放送した。

ビンラディン容疑者は、米軍の勢いは弱まっているとし、北大西洋条約機構(NATO)軍を通じて米軍に協力している欧州各国は、アフガニスタンから早急に撤退するのが賢明だと述べた。

また、米軍は近くアフガニスタンから撤退すると指摘。そうなればアフガニスタン周辺では、報復活動などが表面化することになると警告している。

ある米当局者は、今回放送された音声はビンラディン容疑者本人の肉声との見方を示した。この音声がいつ録音されたかは、今のところ明らかになっていない。

[ドバイ 29日 ロイター]
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