【大紀元日本1月1日】中国珠江デルタの大気汚染は日増しに深刻になっており、今年深セン、東莞、広州の灰曇り日数が記録を更新した。広東省の気象専門家は、汚染物質の放出量の増加、乾燥や少雨、暖冬であることが日数増加の原因であると指摘した。
香港紙によれば、今年は深センの大気汚染が最もひどく、灰曇りの日は218日、去年に比べ54日多く、続いて東莞が180日を超え、広州が130日であったという。
深センは12月21日に今年第218日目の灰曇りを迎え、2004年の177日の最高記録を更新した。また広州気象台は前日黄色の注意予告信号を発令。28日までに前年より7日多い130日という記録になった。
深セン気象台の専門家は、急速な都市化の波と、汚染物質の排出、乾燥や少雨、暖冬の影響などが灰曇りの天気が急増した主要原因との見方を示している。
(翻訳・編集 坂本)