『九評共産党』5周年、6300万人中共脱退 世界が応援

2009/11/24 更新: 2009/11/24

【大紀元日本11月24日】04年11月19日、大紀元社説『九評共産党』が発表されてから5年経過した。それに誘発されて、中国共産党、中国共産主義青年団、中国少年先鋒隊など、三つの中共関連組織からの離脱(略して「三退」)を表明した中国の民衆が6300万人を超え、しかも毎日約5万人の速度で増加している。

05年2月22日から、全世界脱中共支援センター及び世界各地の脱中共支援センターが続々と立ち上がった。05年4月21日、三退者数が100万人を突破した。目下、脱党運動は中国大陸でますます広まっており、一般民衆から、知識階級、軍隊の将兵、そして政府の高官まで、多くの中国人が三退を表明した。毎年11月19日前後には、全世界の数十カ国で多くの団体や人びとにより脱中共の民衆を声援する集会、パレード、シンポジウム、写真展などの活動が行われてきた。

世界各地で『九評』5周年を祝い、離脱者を声援

最近、米国のサンフランシスコ、フィラデルフィア、ニューヨーク、ボストン、ドイツのミュンヘン、イタリア、及びアジアのマレーシア、シンガポールなどの世界各地で、「『九評』を伝え、三退を促進する」パレードや集会が行われ、6300万人の勇士へ声援を送った。

11月14日、サンフランシスコの各界要人はチャイナタウンで集会を行った。サンフランシスコ脱党支援センターの代表・馬有志氏は集会で、「20年前のベルリンの壁の倒壊は、共産主義の破滅を象徴する。しかし、中国では、人々の心の中にまだ中共への恐怖という『ベルリンの壁』があり、『九評』はその壁を取り壊す勇気を与えてくれた」と語った。

フィラデルフィアの脱党支援センターが主催した活動では、多くの通行人が足を止めて耳を傾け、華人がその場で三退を登録し、多くの西洋人が支持の署名をし、さらに自ら寄付を申し出た人もいた。中共から迫害を受けた人や、三退した人、脱党支援センターのボランティアなどが集会で発言した。

多数の中国大陸民衆が脱党表明

海外で祝賀活動が催されると同時に、中国大陸からの大量の民衆が大紀元ネットで三退を表明した。

そのうちの1人、陳氏はこう表明している。「私は祖国を心から愛しているが、中国共産党は愛していない。幼いころから共産党の毒害を受けてきたため、共産党が最も良い党派だと思っていた。甚だしきに至っては中国共産党を中国と同一視し、軍隊に入った後に共産党への加入を光栄と思っていた。今思い出すと、とてもおかしいことである。『九評』は本当の中国共産党を認識させてくれ、とても感謝している。ここで中共からの脱退を声明する」

中国遼寧省の劉軍氏、田明氏、韓見氏など11人の声明では、こう述べている。「中共邪党の一党独裁は、庶民を愚弄し、騙し、自分で作った屁理屈の邪説で庶民を毒害してきた。みんなは嘘の中で生活しており、今の社会は世相が悪くなる一方だ。民衆の心からすでに中共への信頼がなくなっている。そこで、私達は厳粛に中共の共産主義青年団、少年先鋒隊からの脱退を声明する」

趙常華氏、好玲氏、朝陽氏など 18人はこう表明している。「共産党は中国の最大のマフィアであり、暴力や嘘はすべて、本当の邪教だ。ここで断固として少年先鋒隊から脱退する」

『九評』の発刊は「中国歴史上の重大事件」

『九評』の発刊は、ミクロから全中国の社会状態を変えたと言えよう。中国人の覚醒は、数十年来の中共からの恐怖に別れを告げることを意味する。

中国大陸の退役軍人の張宏氏は少し前、米国の親族を訪問した際に、ロサンゼルスの脱党支援センターを訪れた。同氏は3年前にすでに大紀元のウェブサイトで脱党声明を発表した。全世界脱党支援センターの「脱党証明書」を受け取った時、同氏は喜んでこう語った。「『九評』はすでに発表5周年になり、ますます多くの中国民衆は中共の邪悪な本質を認識し、中共を恐れなくなり、三退をした。将来中共が崩壊した時、人民は『九評』の功労を忘れないだろう、『九評』はノーベル平和賞を得るべきだ」

人権弁護士の郭国汀氏は、『九評』の発刊は「中国歴史上の重大事件」で、中国の歴史に輝かしい一頁を必ず残すだろうと述べた。「『九評』は中共暴政への九つの精神的原子爆弾だ。なぜなら、『九評』は中共が統治して50数年来初めて現れた系統的で歴史的な著作であり、中共が歴史上で犯したすべての罪を、最も徹底的かつ情け容赦なく暴露しているからだ」

著名なコラムニストの章天亮氏はこう指摘している。「『九評』の発表によって、人々は中共こそ中国のすべての社会問題の根源とはっきり認識した。また、助けを得られていない中国人に斬新なアイディアを与えた。人の道徳的な目覚めを基礎とする三退の運動は、真相をもって嘘を解体し、良知をもって邪悪を解体し、善の心をもって暴力を解消し、中国の民衆に中共を平和的に解体する道を示した」

欧州在住の「全体主義」研究者仲維光氏はこう語った。「『九評』発表5周年の最も偉大な意味は、中共の滅亡にすべての条件を整えただけでなく、私達の未来を開拓するためにすべての条件を造ったことにある」

(編集翻訳・金本)

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