【大紀元日本5月19日】中国では室内汚染による病気で年間220万人の未成年者が死亡しているという。死亡者のうち100万人は、5歳未満の幼児。中国当局の機関「中国標準化委員会」が報告書で明らかにした。
室内汚染の原因は、主に住宅の建築材料や家具の塗料に含まれる高濃度のホルムアルデヒド、ベンゼン、アンモニア、ラドンなどの化学物質。ホルムアルデヒドは発がん性があるとWHOに認定されている。報告書の中では、建築材料に含まれる化学物質のガイドラインが非常に不明瞭であり、有毒の建築材料が市場に大量に出回っていると指摘された。
(翻訳編集・叶子)