【大紀元日本5月27日】10日に発表された学術誌「アストロフィジカル・ジャーナルレター」によると、NASAのハッブル宇宙望遠鏡は、銀河系内で周回する恒星に惑星が飲み込まれる過程の観測を成功させたことが明らかなった。
このぎょしゃ座の惑星は「WASP-12b」と呼ばれ、表面温度が約1500度と銀河系内では最も高温の惑星とされている。地球から約600光年の距離にあり、地球の300倍以上の大きさになる。
惑星が銀河系を周回する恒星に飲み込まれることは知られていたが、今回のように明確に観測されたのは初めて。WASP-12bは今後1000万年ほどで恒星に飲み込まれると予測されている。
(佐渡)