【大紀元日本5月28日】「timesonline.co.uk」という共通のサイトで閲覧可能だった英国の日刊紙タイムズと日曜紙サンデー・タイムズが、有料化を前にそれぞれのサイトに分かれて、その新しいウェブサイトが25日、公開された。両紙はメディア王ルパート・マードック(Rupert Murdoch)氏が率いる米メディア大手ニューズ・コーポレーションの傘下にある。
購読を登録した人は6月下旬まで無料でアクセスできるが、それ以降は購読料の支払いが必要となる。料金は1日分で1ポンド(約130円)だが、2ポンド(約260円)払えば1週間利用できるという。
日本でも、一部のコンテンツや記事が有料会員制となった日本経済新聞の電子版が3月に公開された。市場調査会社オリモによるアンケート調査によると、新聞の電子版の認知度は7割ほどで、電子版が今後「普及すると思う」と回答した人は24.8%であった。
(佐渡)