【大紀元日本5月31日】「世界禁煙デー」に当たる5月31日に中国の喫煙状況に関する報告書が北京で発表され、中国男性の喫煙率は66%に上り、世界的に見ても高い水準だという。人民ネットが報じた。
これ以上男性喫煙者を掘り起こすことが難しいと考え、まだ喫煙者の少ない女性(3・08%、2002年の調査結果)をターゲットに、タバコメーカーは力を入れている。しかし、女性の喫煙は男性の喫煙より危害が大きいと同報告書は指摘している。
今年の「世界禁煙デー」は「ジェンダーとたばこ~女性向けのマーケティングに重点をおいて~」をテーマとして掲げており、タバコメーカーの女性向け商戦をけん制する狙いがある。
(翻訳・高遠)