【大紀元日本6月11日】4日に撮影された、油まみれになってメキシコ湾を漂うカッショクペリカン。米国史上最大規模となったメキシコ湾沖のBP石油掘削施設の原油流出事故により、環境汚染が続いている。
タール状の原油がルイジアナ州沖・沿岸に押し寄せ、周辺に生息するペリカンやカモメたちは、まとわりつく重油で飛べなくなり死んでしまう。米連邦当局の発表によると、メキシコ湾と周辺の沿岸部では野鳥、ウミガメ、イルカなど野生生物の死骸が800近く見つかっており、その数は増加傾向にあり状況は悪化している。
(Win McNamee/Getty Images)
(佐渡)