【大紀元日本6月21日】17日午後3時ごろ、四川省成都市の繁華街で突然路面が盛り上がり、出来た隙間から大量の赤褐色の液体が湧き出た。「地球の血液だ。2012の中でもこの現象があった」と、驚いた市民によるネット掲示板への書き込みが殺到し、パニックが広がっている。
路面から赤褐色の液体が湧き出ている(ネット写真)
中国大陸の各メディア報道によると、この赤褐色の液体は鶏卵ほどの大きさの気泡とともに幅5メートル、長さ10メートルにわたり流れ出していたという。流れ始めてから1時間後、路面を清掃する業者が現場に到着しても、液体の流出は止まらなかった。午後4時半頃になって、ようやく流出速度が緩やかになったという。
現場付近で工事を行っている作業員は、「工事中によくあることで、大した問題ではない。周辺住民の生活にも影響はない」と話した。
一方、突然湧き出した液体に、市民は驚き、ネット掲示板に多くの書き込みが殺到した。作業員の「よくあること」のコメントに対し、「数十年工事を見てきたがこのような現象は見たことがない」という反論や、「地震に地穴、干ばつに暴雨、今度は謎の液体か」という書き込みが飛び交った。4月以来四川省で突然現れた謎の地穴の現象もあり、市民の間に不安が広がっている。
(記者・駱亜/翻訳編集・坂本)