【大紀元日本7月26日】20日、江西省永修県八角嶺で巨大竜巻が発生。この竜巻により85戸の家屋が倒壊、325戸が損壊し、390畝(1畝は6.667アール)の農作物と34畝の林地が被害を受けた。また、通信、電力等のインフラ設備もダメージを受け中断した。被災人口はおよそ2千人、直接経済損失は1680万元以上とみられている。
地元紙「江南都市報」によると、20日午後3時ごろ、江西省永修虬津郷の八角嶺で突然雷鳴が轟き、洪水のような暴雨が降り始めた。「竜巻が突然、近くの城山大湖の水面から立ち上った。直径は6~7メートルだ。その後竜巻は湖面を離れ、村を横切り、ほんの一瞬で村を襲った」と、当時の様子を虬津郷の羅さんは話した。
永修県八角嶺で発生した巨大竜巻(ビデオ写真)
永修県八角嶺で発生した巨大竜巻(ビデオ写真)
70歳を超える村の老人は、このような事は初めてだと話している。
この他、17日晩に安徽省碭(とう)山県などでも百年に一度と言われる竜巻が発生している。この竜巻により全県28万人、24万畝余りが被害を受け1人が死亡、30人が重軽傷を負い、果物の被害は全体の40%を超える。直接経済損失は5.05億元、うち農業における損失は4.14憶元。
(翻訳編集・坂本)