【大紀元日本8月6日】中国でUFO目撃談が相次いで伝えられるなか、先月26日、四川省楽山市で3つの太陽のような発光体が夜空に光るという奇妙な光景を、多くの市民が目撃した。中国国内メディア「四川在線」が伝えた。
3つの「太陽」が夜空に浮かんだのは夜の8時頃。西側の空に現れた3つの「太陽」は、周りを明るく照らし、ゆっくりとしたスピードで北側の空に移動し、10分後に消えたという。目撃した盧さんが当時の状況を詳しく説明し、「まるで夕日のようだった」と話した。
この光景を多くの市民が目撃した。UFO説に対し、専門家の王思潮教授は「幻日」という自然現象による可能性が高いと指摘した。「幻日」は、雲の中の水晶体によって屈折された太陽光が、別の太陽のように見える珍しい光学現象である。一方、同教授は、3つの「太陽」が目撃されたこの日の天候は、幻日が見える条件を具えていないため、発光体の正体を解明するにはまだ分析が必要だと話した。
一方、8月3日、南部の広州市では、夜空に正体不明の発光体が目撃された。5、6枚の花びらが繋がった形をしたこの発光体は、空で長時間静止したり、いきなり上下移動したり、色や形に多様な変化が観察された。およそ1時30分ほどの間観察されたという。
(翻訳編集・張YH)