【大紀元日本8月9日】6日、四川省成都パンダ繁殖研究基地のパンダが双子の赤ちゃんを産んだ。
同基地の情報によると、今年2月27日、11歳の「奇珍(チージェン)」とお相手の「琳琳(リンリン)」がカップリングに成功、順調に自然交配が行われた。7月16日からチージェンに妊娠期間特有の減食現象が現れ、与えられた窩頭(トウモロコシ粉を練って蒸したもの)や竹をたまに食べるだけになった。
8月6日朝、チージェンは獣舎の中をうろうろと歩きまわり始め、午後1時6分に破水。その1分後に153グラムのメスの赤ちゃんを出産。3時45分に再び破水し5分後に149グラムのオスの赤ちゃんを産んだ。現在、母子ともに健康状態は良好だそうだ。
チージェンの母親である「梅梅(メイメイ)」は双子を出産し、独立して育て上げた経験のあるパンダだ。遺伝の関係か、チージェンもこれまでに合わせて3組6頭の双子を出産している。また、妹の「奇縁(チーユアン)」も06年と08年に双子を出産している。
(翻訳編集・坂本)