【大紀元日本8月24日】2001年の米同時多発テロで崩壊したニューヨークの世界貿易センタービル跡地「グラウンド・ゼロ」近くにイスラム礼拝所(モスク)を含む施設を建設する計画が、全米で議論を呼んでいる。22日、ニューヨーク市内では、賛成派250人、反対派450人が参加するデモが展開された。(数字はニューヨーク警察)
施設建設計画は、「グラウンド・ゼロ」の北側約200メートルにある元縫製工場ビルを取り壊し、イスラム教系団体「コルドバ・イニシアチブ」が、モスクやプール、劇場、レストランを備える文化施設を1億ドル(約85億円)で建設するというもの。
CNNなどによると、「地域のコミュニティーセンター」として活用する目的だったが、建設計画が明らかになってから、テロ事件の遺族や消防士、地元住民から「不適切だ」との反対の声が上がっていたという。