【大紀元日本8月31日】エジプト考古最高評議会は25日、エジプト南部の街ハルガ・オアシス付近で3500年前の大型集落を発見したと発表した。集落は25万平方メートルほどで、これまでに周辺で見つかった集落より1000年古い。
同会は、ハルガ・オアシスは古代エジプト期にナイル谷とアフリカを結ぶキャラバンたちの商業ルートとして栄えた街だったと説明している。遺跡採掘にあたっている米エール大学のジョン・ダーネル考古学教授は、集落が食糧生産所であったことを示唆する大型の石釜も見つかったと述べた。
集落の最盛期は、古代エジプト第二中間期(紀元前1785~同1665年ごろ)とされている。
(佐渡)