【大紀元日本9月2日】1日午後、韓国の西部海域で韓国の貨物船が中国の漁船と衝突し、転覆した漁船の中にいた船員全員が行方不明となっている。事故発生後、韓国海洋警察庁は警備艇とヘリコプターを出動させ、現場付近の捜索にあたったが、台風7号の接近のため、捜索は難航している。
中国新華ネットによると、1日午後2時25分、韓国忠清南道の泰安(テアン)郡の離島から68海里、韓国の経済水域から18海里離れた場所で、韓国のHC海運会社の1250トンクラスの貨物船が中国の漁船にぶつかり、漁船が転覆したという。漁船は全長10メートル以下のもので、船名や船員の数は不明。
今日も引き続き行方不明者の捜索が行われるが、2日午前に朝鮮半島に上陸した風速40メートルの台風7号(アジア名コンパス)の影響で捜索は難航している。
(翻訳編集・張YH)