【大紀元日本9月14日】中国江蘇省鎮江市で今月初め、車が道路わきの柵にぶつかった事故を処理するために、現場に駆け付けた警察が事情聴取した時、目にした事に驚いた。
事故車を運転していたのは安徽省で会社経営する譚氏で、息子の大学入学のために実家から上海まで車で送る道中、事故にあった。現場の警察が車内をのぞくと、上海の某有名大学に受かった息子が乗っているだけでなく、息子の生活を世話するための家政婦、息子の寂しさを紛らわすためにペットの犬も同乗していた。
譚氏曰く、息子は小さい時から甘やかされて育てられたので、身の回りのことができないと心配し、大学の近くにマンションを借りて、家政婦をも住みこませ面倒をみるようにしたという。
また「息子の健康のため」にとして、上海で鶏スープを作るために田舎で買った生きた鶏2羽、さらに観賞用の金魚が入った水槽を車に積んでいたが、水槽は事故の衝突で割れてしまい、車内は水浸しになっていた。
(翻訳編集・豊山)