【大紀元日本10月27日】インドネシア火山地質災害対策局は26日、ジャワ島中部の活火山のムラピ山(2968メートル)が噴火したと発表した。AFP通信などによると、同日午後5時2分(日本時間午後7時2分)頃、ムラピ山は3回にわたり噴火した。火砕流に巻き込まれるなどして、25人が死亡した。
また地元テレビによると、この地方のしきたりにより「山の番人」を務めていた長老マリジャン(Marijan)氏の自宅が火砕流に呑まれ、周辺で15人の遺体が確認されている。長老宅はムラピ山からわずか4キロのところにあり、長老が行っていた「山の怒り」を鎮める儀式には地元村長が参加しており、メディアも取材に来ていたという。