【大紀元日本11月23日】上海マンション火災から初七日を迎えた21日、今度は福建省福州市の住宅密集地で火災が発生し、14棟の住宅が全焼、46戸の住民が被災した。死傷者はいないという。中国新聞ネットが伝えた。
火災は午後9時50分ごろ、福州市台江区の中選団地で起きた。一帯は木造住宅の密集地であるため、火の燃え広がりが速かったという。1300平方メートルの敷地内の約2千平方メートルの住宅が被害を受け、被災住民は300人以上にのぼる。
現地住民の話によると、団地周辺の道路が狭いため、消防車が通れず、団地の外から水を噴射するしかなかった。被災者は自力で逃げ出し、周辺住民と一緒に自発的な消火活動を行ったという。
火は12時ごろに消し止められた。捜査当局は火災原因の調べを進めている。
(翻訳編集・張凛音)