【大紀元日本12月29日】26日から27日にかけて、ニューヨークでは60年ぶりの記録的な大寒波に見舞われた。
クリスマス翌日の26日から丸一日ブリザード(暴風雪)が吹き荒れ、27日の朝にようやく止んだものの、積雪量は平均50~80㎝を記録した。
28日のブルームバーグ電子版によると、27日と28日の両日、NYの首都圏マンハッタンへの通勤電車が一部運休した。隣町のニュージャージー州からニューヨーク市へ乗り入れる通勤電車、NJトランジットでは、運行が遅延したり間引き運転となり、約17万人の足に影響が出た。長距離鉄道アムトラックも運行する本数を減らした。
吹雪による空港閉鎖で空の便は26日から6000便余りが欠航となった。NY近郊のラガーディア空港、ケネディ国際空港、ニューアーク国際空港は、27日夜にようやく出発便の運航業務を再開した。
強風が続いたため、28日になっても道路や滑走路などの除雪作業は順調に進んでいない。
(山崎)