【大紀元日本1月19日】アメリカの宇宙旅行会社スペース・アドベンチャーズがこのほど、ロシアの有人宇宙機「ソユーズ」による民間人の宇宙旅行を13年に再開すると発表した。ロシア連邦宇宙庁とソユーズを製造したロシアのRSCエネルギア社と合意したスペース・アドベンチャーズは、今後、毎年3人を国際宇宙ステーション(ISS)へ旅行させる計画だという。
この発表によると、身長体重制限をクリアした宇宙旅行者は特別な訓練を経て、ソユーズ有人宇宙機に搭乗し、ISSに数日滞在する。約10日間の空の旅の代金は、約3千万ドル~4千万ドル(約25億円~35億円)になるという。
スペース・アドベンチャーズ社はこれまで7名の宇宙旅行者をISSに送り込んでいる。ロシア側は、研究者や技術者のISSでの滞在日数が長期化したことを受けて、2010年から民間人の宇宙旅行を中止していた。