【フォトニュース】ソユーズ民間「宇宙への旅」13年から再開

2011/01/19 更新: 2011/01/19

【大紀元日本1月19日】アメリカの宇宙旅行会社スペース・アドベンチャーズがこのほど、ロシアの有人宇宙機「ソユーズ」による民間人の宇宙旅行を13年に再開すると発表した。ロシア連邦宇宙庁とソユーズを製造したロシアのRSCエネルギア社と合意したスペース・アドベンチャーズは、今後、毎年3人を国際宇宙ステーション(ISS)へ旅行させる計画だという。

この発表によると、身長体重制限をクリアした宇宙旅行者は特別な訓練を経て、ソユーズ有人宇宙機に搭乗し、ISSに数日滞在する。約10日間の空の旅の代金は、約3千万ドル~4千万ドル(約25億円~35億円)になるという。

スペース・アドベンチャーズ社はこれまで7名の宇宙旅行者をISSに送り込んでいる。ロシア側は、研究者や技術者のISSでの滞在日数が長期化したことを受けて、2010年から民間人の宇宙旅行を中止していた。

ソユーズTM-14のシート(Paolo Amoroso/Creative Commons)

ソユーズTM-14の外観(Paolo Amoroso/Creative Commons)

2008年11月、イタリアのミラノで展示された、ソユーズTM-14の内部(Paolo Amoroso/Creative Commons)

(佐渡道世)

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