【大紀元日本2月4日】民間告発サイト「ウィキリークス」が最近公表した駐中国の米国大使館の外交公電によれば、2007年の中国共産党第17回全国代表大会の会期中、国営テレビCCTVに対して、野生動物のの観察・研究番組や動物の格闘シーンの放送などが禁じられていた。この類の番組は「不調和」であるという理由だった。
同外交公電によると、1週間の会期中、CCTVは中国の負のイメージを見せる番組の放送が一切禁じられた。大会関連の報道のみならず、その他のニュースやバラエティ番組も対象となった。また、人々が泣く場面はどんな状況のものでも放送してはならないという通達も出されていた。
(翻訳編集・叶子)