【大紀元日本3月9日】2001年9月11日、米ニューヨークの世界貿易センタービル(ツインタワー)に2機のハイジャック機が激突した後、崩壊していく瞬間を捉えた新たなビデオが9日、米政府機関より公開された。
ビデオは動画サイトYoutubeに投稿された。映像は、ツインタワー周辺を飛行する市警ヘリから警察隊員が撮影したもので、ハイジャック機とされる1機目がビル1棟に激突してまもなく、撮影開始された。ビルが倒壊していく様を上空から映している。ビルが倒壊していく瞬間や、撮影した隊員が「タワー(ビル)がまるごとなくなった」「全部くずれちまった」などと状況を叫ぶ声も録音されている。
映像を保管していたのは、米政府系機関の国立標準技術研究所(NISTI)。ツインタワー崩壊の構造を分析・調査する目的で、ニューヨーク市警からビデオが渡っていた。情報公開法に基づいてNISTIはビデオを公表したが、誰がYoutubeに投稿したかは明らかにしていない。
Youtubeのコメント欄には、なぜビデオが10年たった今公開されたのかを疑問視する声が上がっている。「映像には研究する材料は何もない。編集前版はなぜ公開されないのか」と、オリジナル版の公開を求めるものや、中には、「ネオコンが仕組んだ。彼らは新たな『真珠湾』的な理由がほしかっただけだ」など、9・11にまつわる疑惑に触れる、意味深なコメントが多数寄せられている。
(佐渡道世)