【大紀元日本4月12日】中東イエメンでは、反政府デモが連日続いている。南部タイズでは4日、警察がデモ隊に発砲し、少なくとも参加者15人が死亡、数百人が負傷した。ロイター通信によると、イエメン国政混乱を受けて、中東6カ国で構成される湾岸協力会議(GCC)は10日、同国サレハ大統領に辞任を促し、ハディ副大統領に権限を渡すよう意見書を送ったという。サレハ大統領は同日、GCC諸国の動きに「内政干渉だ」と拒絶する意思を、首都サヌアで開いた支持者演説で述べている。
(MOHAMMED HUWAIS/AFP/Getty Images)
(佐渡道世)