【大紀元日本11月5日】重慶市にある住宅団地の1階に住む劉さんは先月30日、台所で昼食の支度をしていると、突然足下の床が崩落した。床にできた大きな穴から中をのぞくと、コンクリート床と地面との間は20センチほど空いていた。
団地は重慶市九龍坂区の西彭鎮馬鞍村にある。劉さんと同じ棟に住む李さんの所も、部屋の中を歩くとトントンという音がして、中心部の床は少し凹んでいる。また、同じ団地の他の棟の1階に住む女性も、今年のお正月ごろから内装工事を始めると床が崩れ落ちたと話す。
国内メディア・国際在線によると、同団地は新築で、住民らは入居してから1年も経っていない。現在、26棟あるうち、3棟に床の崩落が確認されたという。
一方、施工主の趙さんは、「土の填圧が若干甘かった」ため、地盤が沈下して床が崩れたと原因を説明しており、穴が開けば「コンクリートを流せば大丈夫」と話しているという。
(翻訳編集・張凛音)