山東省の化学工場で爆発事故、当局発表では14人死亡

2011/11/22 更新: 2011/11/22

【大紀元日本11月22日】中国山東省泰安市新泰鎮で19日、化学工場が大爆発する事故が発生した。当時、工場内では集中点検作業のため、大勢の作業員が現場にいた。政府公表によると、14人が死亡、5人が負傷した。

爆発事故があったのは19日午後2時頃、新泰聨合化学工業有限公司のメラミン生産エリアで起きた。現場にいた大勢の作業員は爆発に巻き込まれた可能性が高い。

爆発直後に火事が発生し、猛烈な黒煙が立ち上っていたという。

当局の発表では、爆発で4人が死亡、15人が負傷した。同日夜までに、病院に搬送された負傷者のうち10人が死亡し、死者が14人に増えた。負傷者のうち1人は重体だという。

爆発当時、300メートル余り離れていた場所にいた目撃者の証言によると、当時、原子爆弾が爆発するときのような巨大な煙が立ち上ったが、爆発音は聞こえなかったという。

現場を目撃したという男性市民は大紀元記者の取材で、「これは大事故だ。多くの作業員が死亡したはず。現場に残された遺骸は原型を留めていない。すごく悲惨だ」と話した。

同工場の親会社は山東聨合化学工業であり、中国深セン証券取引所で上場している。業界関係者によると、今回の事故で、年間3万トンのメラミンを生産する同ラインは操業停止となり、早くても来年年初までは復旧できない。

(記者・方暁、翻訳編集・叶子)
関連特集: