【大紀元日本12月22日】上海でアップルの部品を生産する日騰パソコン部品会社で17日、爆発事故が発生。61人が負傷、23人が入院したと、人権団体・中国労工観察が伝えた。
同社の調査によると、同工場が製造するアップル社の薄型多機能端末・iPad(アイパッド)の外殻を研磨する際に出るアルミニウム粉が何らかの原因で燃え、火災に至ったという。5月に、四川省成都市の富士康(フォックスコン)で同じ原因の火災が起きていた。
上海当局は20日、今回の事故原因を追求する専門組織を編成すると発表している。
前四半期にアップル社は1120万台のiPad2が販売された。この猛烈な売れ行きは、劣悪な労働環境下で働く中国人労働者と全く対比していると同機関の記事は述べている。
(翻訳編集・王知理)