【大紀元日本4月16日】党中央の職務が停止され、当局の取り調べを受けている薄煕来氏について、親中の海外中国語情報サイト「多維新聞ネット」は中共内部の情報として、薄氏は政治生命が終焉したばかりでなく、死刑に処される可能性をも示唆した。
同サイトによると、薄氏案件の調査に関わる中共内部の情報筋から13日、証言が寄せられた。調査チームが把握した大量の証拠は、薄氏の汚職問題、関わった刑事事件、最高指導部に脅威をもたらす政治権力の私物化、との3点を立証できるという。
現在、流出した最高指導部の極秘資料には、薄氏との対立が原因で同市元副市長の王立軍氏が米総領事館に駆け込んだこと、そして薄氏の妻による英国人ヘイウッド氏への殺害疑惑について触れている。
同サイトは「この犯罪事実に、最高指導部も非常に驚いている」と伝えている。
また、別の複数ルートからの情報によれば、最高指導部は調査と処理の結果を順次公表する予定。同氏は政治生命が終焉したばかりでなく、死刑を処される可能性も高いと同サイトは伝えた。
(翻訳編集・叶子)