【大紀元日本7月23日】北京市は21日午前10時ごろから豪雨に見舞われ、初の暴雨オレンジ色警報が発令された。国営新華社通信は同市の気象観測記録がある1951年以降、最大の豪雨だと伝えた。
国内メディアによると、37人の死亡が確認されているという。
北京首都国際空港では525便が欠航するなど交通への影響が出ている。地下鉄への浸水も伝えられている。
このほか、河川の決壊で、北京郊外の県では合わせて1万5000人が緊急避難した。
一方、豪雨で立ち往生している車に駐車違反の罰金を科したり、帰宅困難者に支援を講じなかった政府の対応や、市の排水設備の整備遅れに市民から批判の声が上がっている。
(翻訳編集・坂本)