【大紀元日本8月1日】広西チワン族自治区の首府・南寧市の住宅区で先月28日、ベランダに「臭」の文字があちこちに掛けられている。当局に対して、周辺のゴミ埋立地等の改善を呼びかけるために住民らが結束して始めた作戦だという。陝西テレビが伝えた。
同住宅区のある南寧市柳沙半島は当局が当初、商業住宅区として開発する計画だった。しかし2009年以降、周辺にゴミ埋立地や養豚場、医療廃棄物の焼却センターが相次いで建設され、悪臭と焼却灰が住民たちを悩ませてきた。
住民らはこれまでも地元当局に訴えてきたが、問題がいっこうに解決されないため、今回は静かな抗議に出たという。